キャップ式磁性アタッチメントシステム
キャップ式磁性アタッチメントシステムの研究を中心として、1995年に発足した組織が、MACS研究会です。特にインプラントへの応用に力を入れていて、歯科医療の向上にも貢献することを目指しています。メーカーと共同して試行錯誤を繰り返した結果として、現在では歯科療法の一方法として確立されるまでに至っています。
キャップ式磁性アタッチメントシステムのメリットとしては、マグネットの位置ずれがない、審美性やメンテナンス、また経済性にも優れるなどのことがあります。
一方で問題点もいくつかあり、MRI(磁気共鳴画像)診断への影響や、取り付け等の技術的な問題などの課題があります。これらの課題についても、今までと同様、メーカーとも協力して試行錯誤による改善を図っています。